mudaiの夏休み

国内、海外放浪記をつらつらと綴るチラ裏

旅に出る(12/28 @プノンペン3日目)

前日の遺跡観光で予想以上に体力を削っていたのか、この日は移動以外何もしない日だった。人によっては1週間かけて遺跡群を回る人もいるようだが、我々には到底真似できない。

 

 

 

プノンペンへの帰路も空路を使うことになった。バスは現地人向けのバン、もしくはトラックの荷台しか空席がなく、まさかトラックの荷台で帰るわけにはいかないので、高かったが泣く泣くSkyscanner経由で航空券を手配。

 

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1人あたり$77。プロモ価格なら$20前後で乗れるバサカ航空の安さを考えるとかなり高く感じるが、直前に取ってしまったことや時期を考慮すると妥当な金額だ。

それはそうと、バサカ航空はLCCだと思っていたが受託手荷物20kgまで無料なのはビックリした。

 

 

 

朝食を食べたのち、昨日お世話になったトゥクトゥクドライバーに空港まで送ってもらう。値段は$10。なんとも納得のいかない値段を当たり前のように言い放ってきたが、昨日はかなり渾身的に頑張ってくれたのでチップ代込みということで支払った。すると2日間で一番の満面の笑みで喜んでいた。コロッと態度の変わったドライバーと固い握手を交わし、チェックインカウンターへ。

 

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基本的に東南アジアではeチケットなど見せずともパスポートさえ渡せば即座に搭乗券を発見してくれるので非常に楽だ。

 

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10時15分過ぎ、ほぼ定刻通りに搭乗開始。機材はA320。まさかのジェット機だった。バサカ航空について全く知らないのだが、機体横には大きく中国語が描かれていたり、機内でも当たり前のように中国語が流れていたので中国資本の航空会社なのかもしれない。もしくは旅客の大半が中国人だからであろうか。

 

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プノンペンまでの飛行予定時間は驚異(?)の40分だったが、恐らく離陸してから40分も経たずにプノンペン空港へ着陸した。この価格、この飛行時間の短さでありながらしっかりドリンクサービスがあったことには感動した。そして、私たちの座席周りの乗客は日本人ばかりで何となく安心するフライトだった。

 

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プノンペン空港内の吉野家で昼食。

牛とチキンコンボのドリンクセットで$9。カンボジアの物価を考えると、高級レストランと言える値段設定だ。味はほとんど日本と変わらず。もっとも、日本にはチキンコンボなんてメニューは無いが・・・。

 

 

 

ホテルまで空港タクシーを使おうと思ったが、またもトゥクトゥクの営業に捕まる。「プノンペンは初めてか?観光か?キリングフィールドに行くか?それとも実弾射撃に行くか?M60!知ってるか?ランボーの銃だ!嫌ならAK、何ならRPGもあるぞ?カンボジアだけだぞ?こんな無茶苦茶できるのは!日本人は実弾撃ったことないだろう!それともブンブン(風俗)か?カンボジア女性はかわいいぞ!」

マシンガンのように捲し立てられるも、ホテルに直行してくれとだけ告げる。そして混もうが混むまいが、時間がいくらかかろうが$8以上払わないし実弾射撃もブンブンも行かないぞと念を押して乗車。結果、ボラれることもなくホテルへ到着。こうなってくると初日の$15が本当に悔しく思えてくる。 

 

 

 

実はこの日の宿泊先は当日まで取っていなかったのだが、新しい安ホテルを開拓するのも面倒になり、結局初日から滞在していたホテルをBooking.com経由で予約。 到着後フロントのお姉さんは「あら、貴方たちまた来たのね」みたいなリアクションだった。

 

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慣れ親しんだリバーサイド。大勢の白人観光客に混じって出勤時間を待っているであろう売春婦、裸足でサッカーをしている少年、自分の身体より大きなゴミ袋を引きづりながら歩いている幼女、色々な人生が歩いている。ベンチに腰掛けているだけでも花売りの少女に買ってくれとせがまれる。呂律の廻らないばあさんが唐突に怪しい葉っぱを巻きだし吸えと言い出す。

 

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風光明媚に見えるトンレサップ川だって、少し川に近づけば何とも言えないゴミの悪臭がするし、岸にはゴミが散乱しハエと蚊が飛び交っている。街には大量の野良犬が闊歩し、現地人曰く噛まれたら冗談では済まない。

 

 

 

こんな書き方をすると、なんて治安の悪い場所なんだと思われるかもしれないが、正直治安の悪さはあまり感じなかった。多分、これが現地人にとっての日常だからである。よく分からない表現だが、その中で人々が必死に生きている。それが当たり前だから、今更怖がることなんか何も無いのかもしれない。

 

 

 

夕食を済まし、夜までS氏と酒を交わしながら色々なことを語らった。プノンペンでも有数の繁華街リバーサイドを歩きながら、色々と考えさせられる一日だった。