mudaiの夏休み

国内、海外放浪記をつらつらと綴るチラ裏

旅に出る(12/25 @プノンペン2日目)

プノンペンと東京の時差は2時間。

時差ボケになるほどではない。

 

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8時前には起床し、ホテルのレストランで朝食を摂る。American Big Breakfastなるものを注文。

トースト、パンケーキ、目玉焼きやベーコン、ソーセージがついて$6程度。

味もボリュームも値段もそこそこと言ったところ。

 

 

 

そしてコンビニで水など日用品を買い込んだのち、一旦ホテルに戻り、シェムリアップまでの旅程をS氏と相談する。

プノンペンからシェムリアップまでの移動手段は主に3つある。

バス、飛行機、もしくはスピードボートだ。 

 

 

 

圧倒的に金銭的負担が少なく済むのはバスである。

複数のバス会社があり、現地民向けのリーズナブルや乗合バンから、観光客向けの大型バスなどさまざまだが、いずれも片道$5〜$15で利用できる。

昼便と夜行便があるが、夜行便はフラットに寝転べる座席なので宿代を浮かせたいバックパッカーに人気らしい。

難点は時間がかかることで、6〜8時間かかってしまう。

 

 

 

金銭的に負担は1番大きいものの、スピード重視なら飛行機に敵うものはない。

現在プノンペン-シェムリアップ間を運行している航空会社はカンボジア・アンコール航空、バサカ航空、バイヨン航空の3社。

この中でプロモーション価格を含めると圧倒的に安いのはバサカ航空だが、通常運賃は$30〜$150程度。バスの何倍もの金額だ。

しかし、プノンペンからシェムリアップまでたったの45分で到達出来る利点は大きい。

 

最後にスピードボートだが、これについては検討する段階で選択肢から外れていたのであまり調べていない。

値段はバスと飛行機の中間で$50程度。所要時間は6時間ほど。

主に観光客向けのボートで、道中トンレサップ川の風光明媚な景色を堪能できるらしいが、いかんせん値段も時間も中途半端。

 

 

 

昼頃までバスか飛行機で悩むも結局まとまらず、とりあえずバスのチケット販売所が密集しているナイトマーケット周辺へ足を運ぶ。

昼食にリバーサイド沿いのインド料理屋でタンドリーチキンを頬張り、その後ナイトマーケット近くのバスチケット会社を数件回ってみた。しかし、ほぼ全てのバス会社で満席を告げられた。

 

 

 

残っていたのは昼行便のミニバスのみだが、現地人に混じって普通のハイエースで何時間ものロングドライブはさすがに躊躇した。

S氏との協議の結果、飛行機に決定。

 

 

 

Skyscannerで翌日(26日)シェムリアップまでの最安値を検索にかけるとバサカ航空がヒットしたが、シェムリアップ到着時間が21時過ぎとあまりにも遅かった。

そこで、1人片道$91(諸経費込み¥14,360)とかなり値は張ったが14時10分発のカンボジア・アンコール航空を予約。

 

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クレジットカードで決済し、すぐさまeチケットが送られてきた。カンボジア・アンコール航空は日本語サイトがあるので予約も分かりやすい。

 

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無事シェムリアップまでの航空チケットを予約したのち、ホテルでしばし仮眠。

そしてトゥクトゥクイオンモールプノンペンを目指す。

しかし今日は12月25日、クリスマスである。プノンペンの街並みからクリスマスの雰囲気は全く感じられなかったが、道路の混み具合だけは凄かった。

 

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リバーサイド近辺からイオンモールプノンペンまで大した距離では無いのだが、イオンモールに着くまで約1時間かかった挙句、トゥクトゥクのドライバーは渋滞した分多めに金額を要求してきた。

最低限のチップだけ渡し、喚き散らすトゥクトゥクのドライバーを振り払う。

ふんだりけったりな空気でイオンモールに着いた頃は正直歩く気力もなく、適当に散策して早々に撤収。

イオンモール自体は店内も陳列されている商品も日本と全く変わらないクオリティで、モール内にいると日本に帰国したような錯覚に陥る程だった。

現地に駐在していると思われる日本人も多く見られた。

 

 

 

この日はどこに行っても人が多く、これ以上遠出する気にはなれなかった。

結局、宿泊先のホテルでカンボジア料理のチキンプレートにローカルビールの缶をつけたささやかなクリスマスディナーを堪能。

その後リバーサイド近辺でトンレサップ川を眺めながら散歩。

 

 

 

腹ごしらえを済ませ、明日のシェムリアップ移動に備えて早めに就寝した。

正直、プノンペンの娯楽はブンブン以外はないに等しい。